子どもが「イヤイヤモンスター」になったら!?

赤ちゃんのときはとても素直だったのに、2歳前後から、何でもかんでも「イヤイヤ!」。

ときには泣く、わめく、ものを投げるなど、手をつけられなくなることも!

何かと手を焼く子どもの「イヤイヤ期」を、どう乗り切ったらいいのでしょうか。


●「イヤイヤ期」はなぜ起こる?
生まれたばかりの赤ちゃんは、 お腹にいたときと同じように、ママとの幸せな一体感のなかで暮らしています。

しかし次第に「自我」が芽生え、自分とママは別の存在で、ママは自分の欲求をかなえてくれるとは限らない、それどころか禁止することもあると気づきます。

すると自分を主張するようになるのは、自然な流れとも言えるでしょう。

つまり「イヤイヤ期」は、自我の芽生えによって起きること。決して困ったことではなく、ひとつの成長と喜ぶべきことなのです。


●「イヤイヤ期」、何歳頃から?
個人差はありますが、だいたい1歳半から3歳ぐらいの間に起きます。2歳児の時期が中心なので、「魔の2歳」、「テリブル・ツー」などとも言われます。

一般的に3歳をすぎれば、自分の欲求を言葉で伝えられるようになることもあって、落ち着いてくるものです。

「イヤイヤ期」は期間限定だからこそ、しっかり子どもを受けとめて、つき合っていきましょう。


●どう対処したらいいの?
「イヤイヤ期」の子どもとのつき合い方の4つのポイントをご紹介します。

1)おおらかに見守る
慌てずに「こうして大人になっていくんだ」という大らかな気持ちで見守ります。毎日反抗が続くとママもいやになりますが、感情的になって抑えつけないこと。

子どもの「イヤ!」に対して、親が「ダメ!」と頭ごなしに叱れば、かえってエスカレートします。

2)意志を尊重する
ときには「自分の思うようにやってみたい」という意志を尊重してやります。

たとえば靴を履かせようとしたときに「イヤ!自分でやる!」と言い出したら、できなくてもやらせてみる。

自分でがんばってみた結果できなければ、子どもは納得します。

3)妥協しない
「これ買ってくれなきゃイヤ!」などの明らかなわがままに妥協をすれば、子どもの機嫌はよくなるでしょう。

しかし、「自分が騒げば、ママは言うことを聞いてくれる」と味をしめてしまうので、決していい方法とは言えません。

親には、ダメなことはダメという毅然とした態度が必要です。ただし頭ごなしに叱らず、あくまでも冷静に、低めの声で諭すといいようです。

4)ときには抱きしめてあげる
子どもは「イヤイヤ!」を通じて、自分の意志がどこまで通るのかを学んでいます。

意志を通してもらえなければ、「あ、こういうことはいけないんだな」と、少しずつ社会のルールを身につけていきます。

この時期の子どもはこの世の中を理解しようと一生懸命なのです。ときには「がんばってるね」という気持ちで抱きしめてあげてください。

いつでも親に「受けとめられている」という安心感があれば、適当な時期が来たときに「イヤイヤ」はすーっと収まっていきますよ。