不妊治療ってどんな治療?[4]

不妊治療ってどんな治療?[4]

前回のコラムで「様々な検査」をご紹介しました。

今回はタイミング指導から一つステップアップした場合に行われる人工授精についてです。


STEP2:人工授精
タイミング指導で妊娠しない場合、または、検査結果により、排卵障害や、精子無力症などの原因が分かった場合に人工授精へ進みます。

排卵するタイミングに合わせて、あらかじめ採取した精子を直接子宮内に送り込む方法です。

精子は、当日に自宅で採取したものを2時間以内に持参するか、院内で採取します。

その後、持参した 精液を処理することで、運動が良好な精子を送り込めるようにします。

子宮へ注入する時間は1~2分で終了します。個人差がありますが、ほとんど痛みはありません。

その後、10~30分ほど安静にした後、帰宅可能で、その後の日常生活も通常通りで問題ありません。

人工授精で妊娠する場合は、6回までに90%以上の方が妊娠するといわれています。6回までに妊娠しない場合は、体外授精へのステップアップを検討します。

人工授精は保険適用外のため自由診療となります。目安として、1回あたり10,000~20,000円程度になります。

自然に排卵するタイミングに合わせる場合と、排卵誘発剤を使用する場合で、金額や通院回数は異なります。


人工授精の次のステップの「体外授精」については、次のコラムでご紹介いたします。

妊娠を希望している人も、まだ希望していない人も、是非ご参考ください。