イライラ、クヨクヨをスッキリ解消する「リフレーミング」とは?

他人の行動にイライラ、自分はダメな奴だーってクヨクヨ。暗い気持ちになって、苦しいときってありますよね。

私たちはそれぞれの個人的な価値観を通して、「世間」や「自分自身」をみています。

これを、心理学では「フレーム」といいますが、暗い気持ちになるのは、
ネガティブなフレームで物事をみてしまっているから、かもしれません。

今回は、その「フレーム」をリフレッシュして、マイナスの感情をプラスに変化させる「リフレーミング」という方法をご紹介します。


●発想の転換!?リフレーミングってなに?

お給料日まであと一週間、お財布には五千円札が一枚。この状況、あなたならどう思いますか?

「まだ五千円札もある。余裕!」と思う人もいれば、「もう五千円札しかない・・・どうしよう」って感じる人もいるでしょう。

まったく同じ状況でも、明るい気分になったり、暗い気持ちになったり。捉え方は人によってさまざまなんですよね。

と、いうことは、考え方次第で自分の感情はプラスにもマイナスにもなるというわけです。

この「考え方」を、 心理療法に応用したのが「リフレーミング」という方法です。

人間の心理的な枠組み(フレーム)が変化すると、物事のもつ意味も変わってくることを利用した、考え方の技術なんですね。

リフレーミングを使って、同じ状況を別の視点で見直せば、マイナスの感情が出てしまったときも、気持ちの切り替えがはやくできるようになります。


●他人へのイライラ解消!リフレーミングの上手な使い方

道路を歩いていたら、曲がり角から急に飛び出してきた車。水たまりをはねていったから、泥水が私の洋服にかかっちゃって台無しに。

ショックを受けて落ち込んだり、ドライバーに腹を立てたりしがちなこのケース。

でも、どんな出来事にもポジティブな面はあるものなんです。

「けがをしなくてホントによかったなぁ」
「角を曲がるときは、車に気をつけようって、勉強になった」

ひとつの出来事から、自分にとってプラスになった部分を探し、そこに焦点をあててリフレーミング。

いつまでもクヨクヨ悲しんだり、怒ったりというつらい感情から解放されますね。

「曲がり角で、スピードを落とさないし、水たまりをよけないなんて、
悪いドライバーだ。信じられない。あんな運転をするなんて、きっと悪人に決まっている。」

ドライバーのモラルの低さに、心の底から沸き上がる、怒りや憎しみは人として当然の感情。

でも、その感情に振り回されて、一日中イヤな気分で過ごさなければならないなんて、あなたにとって、大きな損失です。

「なにか、大変な用事があって、あのドライバーは、すごく急いでいたんだ」
「人が歩いているのも、水たまりがあるのも、気づきにくい道路なのかもしれない」

自分が置かれた「状況」そのものの捉え方を変えて、リフレーミング。相手へのいらだちもおさまりますね。


●自分に対するネガティブな思いもスッキリ

リフレーミングには、自分のなかの劣等感やネガティブな感情をスッキリさせる効果もあります。

・私って、頑固だから異性にモテないのかなぁ。
→→→自分を持っているから、悪いオトコにだまされなくていいよね!

・友達に、神経質すぎるっていわれる。
→→→繊細な作業をする仕事に向いているのかも。

一見マイナスに見える部分でも、「どんな状況で役に立つんだろう」と視点からみることで、自分にとって「強み」に変えられます。

これを「状況のリフレーミング」といいます。

・自分に自信がなくて・・・
→→→理想が大きくて、ハードルの設定が高いんだな。

・引っ込み思案で傷つきやすい・・・
→→→慎重で、奥ゆかしい性格なんだな。

その性格、行動には、「どんな意味があるんだろう」。言い換えると、
プラスの価値があるかもしれない。という考え方が「意味のリフレーミング」です。


いかがでしたでしょうか。

リフレーミングすることで、自分や他人を肯定することが可能に。

日常生活のイヤな出来事も、他人へのイライラも、ポジティブに変換できるんですね。

悩んだり、落ち込んだりしてしまうのは、自分の問題にしっかりと向き合っているからこそ。

少し視点を変えて、気持ちを切り替えると、さらに多くの選択肢が見えてくるのかもしれませんね。