コンドームだけじゃどうしても心配、そんなときの対処法3つ

コンビニでも気軽に購入でき、他の避妊方法に比べると使いやすいコンドーム。

性感染症の予防にも効果的なので、避妊はコンドームだけという方も多いのではないでしょうか。

でも、使い方を間違えたり、使用期限の過ぎた古いものを使ったりして、破れてヒヤリ!なんて経験をされた方も多いようです。

コンドームは、ポピュラーな避妊方法ですが、絶対に安心とは言い切れないもの。

また、どうしても男性側の協力が不可欠なため、男性主体の避妊になってしまいます。

さまざまな理由から、妊娠を望まない場合、コンドームだけに頼らず、女性が主体となってできる避妊方法があります。

今回は、望まない妊娠を避けるために覚えておきたい3つの避妊方法をご紹介します。


●「低用量ピル」の服用

女性が主体的に避妊できる方法としては、低用量ピルの服用があります。

女性ホルモン(卵胞ホルモン、黄体ホルモン)の作用によって、排卵そのものを防ぐ方法なので、容量用法を守って飲めば避妊の効果はほぼ100%といわれています。

低用量ピルは、 避妊以外にも、月経不順、重いPMS、子宮内膜症などの治療に使われることも。卵巣がんや不妊のリスクを下げるという報告もあります。

ただ、使用には医師の処方箋が必要。定期的な通院と、毎日のきちんと決められた通りに服用することが原則となります。

お金がかかったり、手軽さには欠けるというところはありますが、妊娠を望まない状況では、いちばん現実的で、手堅い避妊方法といえるでしょう。

性感染症を予防するため、低用量ピルを服用していてもコンドームは使うようにしましょう。


●出産経験があるなら、子宮内避妊具という選択肢も

子宮の中に避妊具を装着して、排卵や、受精卵の着床を防ぐのが子宮内避妊具(IUD、IUS)を使った避妊法。

基本的には、出産の経験、または中絶経験のある女性向けの避妊法です。

一度入れれば、2~5年ごとに交換するだけなので、比較的、手間のかからない方法ですが、装着には病院での処置が必要。

また、装着位置のズレを確認するため、定期的な診察が必要になります。

でも、子宮外妊娠を防ぐ効果はありませんので、注意が必要。コンドームとの併用が望ましいとされています。


●最終的な手段「緊急避妊ピル」とは?

コンドームの破損などでの望まない妊娠を避けるために、緊急避妊ピル(アフターモーニングピル)を使用する方法があります。

性交から72時間以内に、中容量ピルを2錠服用し、さらに12時間後にもう1錠使用することで、排卵を抑制し、妊娠を防ぎます。

使用には、処方箋が必要。吐き気などの副作用があらわれることも多く、吐き気止めの薬と一緒に処方されることも多いそう。

また、一般社団法人日本家族計画協会によると、正確に使用した場合でも
、避妊の効果は100%とはいえず、2%ほどの確率で妊娠を防止できないケースがあるとのこと。

あくまで、緊急時の対処策として知っておくのは重要です。

でも、緊急避妊ピルの存在に頼りすぎて、日ごろの避妊がおろそかになってしまうなんてことは問題外。

性感染症の予防や、パートナーに「妊娠する」ことの重要性を認識してもらうためにも、避妊はしっかり行いましょう。


日常的に基礎体温をつけて、排卵日、月経日の予測を避妊に役立てている方でも、避妊は必ず必要です。「安全日」というものはありません。

排卵は、体調の僅かな変化などにも影響されてきます。絶対に妊娠しないタイミングというのは誰にもわかりません。

また、射精の直前に行為を中断する膣外射精は、まったく避妊の効果はありません。

男性の性器からは、射精前にもわずかに精子が出ていますので、確率としては低いですが妊娠の可能性は0にはなりません。

望まない妊娠を避けるためには、日ごろからパートナーにも、避妊に関する知識を共有していく必要があります。

言い出しづらい話題かもしれませんが、女性にとって望まない妊娠・出産は、人生を大きく変えるできごと。

男性まかせではなく、自分が主体となって、今後の人生を選択していくためにも、積極的にパートナーと相談し、一緒に考えてくださいね。