生理のときの「ドロっと経血」の原因と対策

生理のときのドロっとした経血に不快な思いをしたことのある女性は多いでしょう。

実はあの現象、子宮からのサインかもしれません。

今回は、ドロッと経血の正体をあばいて、解決する方法をご紹介します。


●生理のときのドロッとした血・・・あれはなに?

経血は、受精卵を受け止めるために柔らかくなっていた、子宮内膜がはがれ、血液がまざった状態で排出されるものです。

子宮内膜は、血液が固まらないようにする働きをもっていますが、経血の量が多すぎると、処理しきれないことも。

そのとき、 ゼリーのような、ドロッとした血のかたまりが出てくることがあります。

小指の先ほどの小さなかたまりや、通常の月経期間に2度ほどの回数ならば、とくに心配はありません。

ですが、レバー状の大きな血のかたまりが頻繁に出る場合は、ホルモンバランスの異常や子宮筋腫の可能性も。

心当たりがある場合は、婦人科で検診を受けるようにしましょう。


●ドロッと経血、どうすれば治る?

東洋医学ではドロッとした血のかたまりが出るのは、子宮の血流が悪くなっているサインだと考えられています。

血行に滞りがあることを「於血(おけつ)」と呼びます。生理機能の低下、重い生理痛や子宮の病気などは於血が原因となっている場合が考えられます。

子宮内の血行が良く、血液を固まらせない働きが整っていると、経血は分解され、さらっとした状態で出てくるもの。

ドロッとした経血が出る、生理不順、生理痛が重いなどの症状があるときは、於血の状態かもしれません。


●於血を解消するため生活習慣って?

1)やめた方がいいこと

於血の原因になるのは、「冷え」「しめつけ」「ストレス」だといわれています。

寒い環境にいることはもちろん、姿勢の悪さ、生ものや冷たいものを食べたり飲んだりすること。

大量の汗をかく運動、長時間同じ姿勢でいることも体を冷やす原因に。

また、過度なストレスを感じると、血管が収縮し、血流が悪くなります。これは、喫煙でも同じ状態に。

2)やった方がいいこと

イライラを感じたら、ゆっくりと深呼吸をし、緊張を和らげる習慣をつけましょう。

体の力を抜いて、筋肉を緩め、血流を促すように意識するだけでも違います。

また、下半身を温めることも大切です。ふくらはぎは血液のポンプ役をしていますから、膝下(ひざした)が十分に隠れるくらいの足湯や半身浴がよいでしょう。

全身の血流を良くし、代謝を整えるためには、適度な運動も効果的です。軽く息が切れるくらいの有酸素運動やストレッチを習慣にしましょう。

体を温める作用のある、しょうがやトウガラシ、根菜類(いも類以外)などを積極的に摂るのも、寒い季節にはオススメです。


いかがでしたか。

ドロッとした経血が出るときは、子宮の血流が悪くなっていることが考えられるんですね。

毎月の子宮の状態を教えてくれる経血。よく観察して、子宮の健康に役立ててくださいね。