ピルは太るって本当!? 避妊以外にも役立つ“ピルのメリットとデメリット”

ピルは太るって本当!? 避妊以外にも役立つ“ピルのメリットとデメリット”

※ピル=低容量ピル

ピルを服用すると聞くと、避妊のためと思う人が多いのではないでしょうか?

実は、ピルはかなり高い避妊効果があるだけでなく、ひどい生理痛や月経前症候群(PMS)などにも効果的です。

そこで、ピルを服用しようかどうか悩んだ時に参考になるメリットや注意点をご紹介いたします!


●ピルのメリットって?

1)婦人科系の病気の治療や予防ができる
ピルは避妊のためだけでなく、女性に多い生理痛や子宮内膜症などの治療で使われたり、月経前症候群(PMS)症状軽減にも効果があるといわれています。

※ただし、病院では保険診療で病気の治療に処方される物と避妊用に自費で処方されているものと分けて処方されます。

また、ピルを飲み続けることで卵巣がんを発症する割合を減らすことができるという調査結果もあるのです。

2)肌荒れや多毛症の改善
婦人科系の病気だけでなく、ニキビなどの肌荒れが改善したり、体毛が薄くなるなどの効果も見られます。

※海外ではニキビ治療にピルの保険適用がされているものもあります。

3)高い避妊効果があり、生理日をコントロールできる
コンドームでは抜け落ちや破損などで、失敗することも多いですが、ピルはしっかり飲んでいれば、高い避妊効果を得ることができます。

海外では避妊に対してコンドームという考えより、避妊にはピルという考えが定着しています。また旅行やイベント時に生理にならないように調整することもメリットの1つです。


●ピルのデメリットとは?

1)副作用が無いとはいえない
「ピルで太る」などの悪いイメージは、昔処方されていたホルモン量が多く含まれた「中用量ピル」「高用量ピル」のため。

現在は「低用量ピル」がほとんどのため、そこまで心配することはありません。

多少飲みはじめに1-2キロの増加がある人もいますが、多く場合、3-4ヶ月経てばもどります。脂肪がつくというよりは、むくむという感じの方が強いようです。

また、軽い吐き気を経験する方も多いです。重篤な副作用として血が固まる血栓症になる場合がありますが、10万人に25人という非常に頻度が低いものです。

ピルと一口に言ってもピルには様々な種類がありますので、医師に相談しながら自分に合ったピルを使う必要があります。

2)飲み忘れや飲み間違いが心配
飲み忘れや飲み間違いをしてしまうと、避妊の効果が薄れてしまいます。

ピルには21錠タイプと28錠タイプがありますが、21錠タイプは飲んだ後7日間あけなければならないため、飲み忘れをする人が多いそう。

飲み忘れを防ぐためには、間をあける必要がない28錠タイプの方がオススメです。

また、ピルは毎日決まった時間に飲む必要があるので、歯磨きの前に飲む、お化粧の前に飲む、など、習慣になるようにするといいでしょう。

3)値段が高い
1シートあたり、自費でおよそ2,000円~3,000円ほどで、別途診察料などもかかりますが金額は病院によって異なるため、事前に聞いておくのがいいですね。

皮膚科や内科などでも処方されていますが、ホルモンを含む薬ですので、できるだけ婦人科・産婦人科で処方してもらうことをおすすめします。


いかがでしたか?

ピルにはデメリットもありますが、ピルを処方してもらうために婦人科に定期的に通院することで、婦人科系の病気を事前に防ぐことができることも、大きなメリットになります。

避妊目的以外でも、生理痛に悩まされている人や生理不順な人は一度相談してみてはいかがでしょうか。