「木の芽時」って知っていますか?春の憂鬱はこう乗りきろう!

「木の芽時」って知っていますか?春の憂鬱はこう乗りきろう!

だんだんと暖かくなってきました。待ちに待った春の盛りも、もう目の前。

でも、この季節ちょっと注意しなければならない、体調や心の変化があります。

今回は春にユウウツな気分になってしまう人の、対処法などをご紹介します。


●『木の芽時』とは?



3月から4月にかけての季節を、『木の芽時(コノメドキ)』というのをご存知でしょうか。木の芽や虫たちが冬を終え、動き出す季節。

実はこの時期は、昔から「精神的に一番バランスを崩しやすい」と言われているのです。

理由のひとつは、春の安定しない気温の差です。ずっと低かった気温が急に温かくなったり、また寒くなったりと、ストレスになってしまいます。

それが自律神経のバランスを崩し、精神的に不安定になってしまうのです。

また、もともと生物は冬眠をするもの。ところが人間は冬の間も身体を休めることなく、不規則な生活をしてしまいます。

春の“目覚めの季節”にうまく対応できず、心が不安定になってしまうのだとか。

昔の人は、こうした「やる気が出ない、疲れが取れない、体がだるい……」という春の不安定な状況を『木の芽時』と名付け、いつもよりゆっくり休みながら過ごしていたそうです。


●環境の変化も、憂鬱感をアップ



さらに春は、別れや出会いの季節。入学や就職、引っ越しなど、新しい環境に飛び込むことも多い時期です。

もともと自律神経のバランスを崩しているのに、それに環境の変化が加わり、憂鬱な感情を引きおこしてしまっても仕方ありません。

こうした憂鬱さは当たり前のことなのだと、まずは冷静に受け止めるところから始めましょう。


●食事と運動で、気分を晴れやかに



自律神経は、自分自身のバランスを取っている部分。整えるにはやはり決まった時間に起き、決まった時間に食事を取り、よく眠り、よく動くことが大切です。

効果的な食材は『木の芽時』にちなんで、「たらの芽」「にんにくの芽」「蕾菜(つぼみな)」など、芽の食材。タケノコや春キャベツなどの旬なものがいいそうです。

どれもリラックス効果やストレス解消につながる栄養素を持っています。旬のものをなるべく摂りつつ、ほどよい運動を心がけましょう。


せっかくの新しい季節。もし憂鬱な気持ちになってしまっても、ゆっくりと心を整えていきましょう。春が旬の食材を楽しみ、暖かい陽気にウォーキングやヨガなどの軽い運動を加えながら、乗りきっていきましょう。