【連載 第2話】アソコがかゆい!原因は●●!初めてのカンジダ物語(全3話)

【連載 第2話】アソコがかゆい!原因は●●!初めてのカンジダ物語(全3話)

ラル子、会社員、23歳。

ラル子は今、あることで頭がいっぱいだ。

そのことを考えすぎて、仕事にも集中できないほどである。

“かゆい……”

アソコがかゆい。

痒みを我慢する脚

ラル子はいままで感じたことのないほどの、アソコのかゆみに襲われていたのだ。



この話は、初めてデリケートゾーンの猛烈なかゆみに襲われたラル子(23歳)のおはなしです。

第1話はコチラ

オフィスを出たものの、かゆみに耐え切れずトイレに直行。

ウォッシュレットのビデで何度も何度もアソコを洗ったが、一向に収まらない。

「これってもしかして、性病……?でも元彼と最後にセックスしたのは半年以上前。忙しすぎて恋愛とは程遠い生活をしていたのに……。とにかく早く病院へ急がなきゃ」

デリケートゾーンをビデで洗いながら、今すぐ受診ができる近くの産婦人科をスマホで探した。

病院に着き、より不安は大きくなる。

産婦人科に行くのが初めてだったラル子は、恐怖と緊張に襲われていた。

「ラル子さ~ん。中へどうぞ。」

「はい。(とうとう来たか……。)」

診察室の中に入ると、女性の医師が待っていて、少し安心した。

まずは問診。

「症状はどうか」「直近の生理はいつきたか」「直近の性行為はいつか」「妊娠の可能性はあるか」などを聞かれ、3分ほどで問診は終了。その後恐怖の内診へ。

内診室にはマッサージチェアのような大きい椅子がどーんと置いてあり、椅子の前はカーテンで区切られていて、医師から顔が見えないようになっていた。

看護師さんから言われたとおり、ショーツを脱いで、内診台に座って待つ。

ノーパンで放置されたこの時間が、まさに恐怖の絶頂であった。

「内診を始めますね」と先生から声がかかると内診台がウィーンと動いた。

背もたれが後ろに倒れ、脚置きが左右に開き、強制的に大股開き状態に。

「人前で大股を開くとは……」と思いつつも、「先生は私のかゆみを治してくれる神様なのだ」とラル子は脳内で唱え続けた。

女医はパッとラル子の病状をみるとすぐに口を開いた。

「あ~、これは膣炎ですね。」

「え!こんなにすぐわかるの!?(はや……!)」

「チーズのようなおりものがたくさん出ていますね。臭いも少しあります。これはカンジダ菌だとおもいます。」

「え!カンジダって性病ですよね?私、長いことそういうことはしていないのですが……。」

「カンジダは、酵母カビの一種で、セックスでのみ感染するものではないんですよ。まずは検査と膣内を消毒して、検査結果はまた後日お伝えしますね。はい、力抜いて下さい。」

そう言うと、クスコと呼ばれる金属性の器具で軽く膣が開かれ、膣内洗浄がはじまった。

心情表現画像


膣内が消毒液で洗われる感覚で、初めは力が入ってしまったせいか鈍い痛みを感じたが、言われたとおりに力を抜くと、そこまで痛みは感じなくなった。違和感あるくらい。

あっという間に洗浄が終わり、看護師さんの「ショーツはいて大丈夫ですよ」という言葉にほっとひと安心。

「カンジダの原因は何なのでしょうか?」

「カンジダは、ストレス、寝不足、疲労などで体力が落ちた時に症状がでることが多いです。何か思い当たる節はないですか?」

「……仕事の疲れでストレスが溜まっているかもしれません」

「なるほど、ストレスが原因でカンジダが発生したかもしれませんね。

女性の5人に1人が感染するともいわれるものですが、病気と気づかずに症状が悪くなることもありますから、こうやって病院に来てくれてよかったです。

今回は、塗り薬と、膣錠(ちつじょう)をお出ししますね。膣錠はお風呂上がりか寝る前に、自分で膣に入れてください。

時間がたつと膣錠が溶けて白く出ていることがあるのでナプキンを付けておいてください。お薬、一週間分お出ししますね」

「(膣錠なんてあるんだ……)わかりました。ありがとうございます」

「お大事にしてください」

診察が終わり、

急いで職場に戻ると、お局さまから「あらラル子さん、長~いお昼休みだったわねぇ。おかえりなさい」とイヤミを言われた。

少し心が折れそうになりながらも、ラル子は、カンジダを早く治すんだと誓った。


カンジダの薬をもらったラル子。

無事、ラル子のカンジダは治るのでしょうか?明日は初めての膣錠にチャレンジします。

第3話はこちら

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