【最終話】アソコがかゆい!原因は●●!初めてのカンジダ物語(全3話)

【最終話】アソコがかゆい!原因は●●!初めてのカンジダ物語(全3話)

この話は、初めてデリケートゾーンの猛烈なかゆみに襲われたラル子(23歳)のおはなしです。

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第2話はコチラ

痒みを我慢する脚

『膣錠(ちつじょう)』

病院で渡された、アルミの包装シートで姿が見えない膣錠のことがずっと気になっていた。

「痛いのかな。自分で入れるのか……膣に入れるなんて、変な感じ」と思いながら1日が過ぎ、お風呂の時間になっていた。

「薬を入れる前に、外陰部を清潔にしておくよう言われてたな……」

普段は言わない独り言をつぶやきながら、人生初の『膣錠』をいざ迎え入れるため、キレイに洗った。(注意:膣炎は洗いすぎてもだめなのでカンジタのときは石けんは使わず、お湯でさっと流すだけで大丈夫です)

お風呂から上がり、下着にはナプキンを付け準備が整った。

(いざ……)

少し硬いアルミの包装シートを破くと、長さ2㎝くらいの人差し指の太さの楕円形をした錠剤がお目見えした。

膣錠は指で入れる。手を石けんで清潔に洗い、準備は整ったものの、いざ入れてみようとすると上手く入らない。

ネットで検索してみると、力を抜き、軽く脚を開いてしっかり奥まで入れると良いと書いてある。

膣錠も内診同様、力を抜くことがポイントということに気づき、再挑戦。

意識しないと止めてしまう息に注意しながら、5分くらい半裸で格闘して、ようやく膣錠が入るべきところにおさまった。

動くたびに膣錠が出てしまうのではないかと感じるラル子。ベッドに入ると、疲れていたのかすぐに眠りに落ちた。
(膣に違和感がある場合は入れる深さが浅い可能性があります。膣錠を入れるときは、一差し指の第二関節までいれましょう)

朝、いつも通りトイレで用を足すとナプキンには錠剤が溶けた白いカスのようなものと、カンジダ特有のカッテージチーズのようなおりものがついていた。

「ナプキンしておいてよかった……」

量は個人差があるが溶けた膣錠が出てくるので、ナプキンは必須。(ただし、つけっぱなしで、むれがひどくなるとまたかゆみを助長するのでムレには注意)

その日も通常通り会社には行くものの、度々訪れるかゆみには薬を塗って対応をした。

“カンジダの原因がストレスなら、ちょっとハードな今の仕事、働き方考えなきゃ”




親友メグから誘われて、その週末にランチをすることになった。

素敵なレストランでのランチを楽しんで、仕事やカンジダのことなどを話していたら、ストレスはなんだか吹っ切れたような気がした。

「カラダに影響でてるなんて、心配だよ。ラル子、なんで相談してくれなかったの?私にはもっと愚痴ってね!」

「メグ……」

そういえば、学生時代はよく学校のことや、アルバイト先のことを愚痴っていたっけ……。社会人になってから親友に会う時間も無くて、毒抜きができていなかったことに気が付いた。

「20代のうちから大変な職場でも頑張れたら、この先絶対、成長できるよ!」

「メグ!ありがとう!メグと話していたら元気がでちゃった♪」

メグとの会話でストレス発散ができたラル子。持つべきものは信頼できる友達なのだ。

その後はお局からイヤミを言われる度に、「何事も経験!メグに話すネタになればいいや♪」と以前よりもより前向きに考えられるようになり、ココロも強くなったラル子。

あんなにかゆかったカンジダも、毎日の膣錠と塗り薬と、親友メグのおかげで、一週間ほどで完治した。

これからも自分自身を守るために、ストレスとうまく向き合って、カラダの不調には早めに対処しようと決意した。




カンジダは性病ではなく、ラル子のように性交渉なしでもストレスが原因でなる可能性もあります。

かゆみは我慢せず、恥ずかしがらずに早くお医者さんに診てもらうことがオススメです。

カラダの変化に敏感になり、不調があれば早めにお医者さんに診てもらってくださいね!

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