妊娠前から授乳中まで!赤ちゃんにもママにも大事な栄養素、葉酸とは

妊娠前から授乳中まで!赤ちゃんにもママにも大事な栄養素、葉酸とは

「そろそろ赤ちゃん欲しいな」「まだ先だけどいつかは赤ちゃんが欲しいな……」と将来的に妊娠を考えている女性の方々。

妊娠する前から摂取したほうがいい、ある栄養素があるのをご存知ですか?

ベビ待ちの女性から、いつか妊娠を考えている女性の皆様に知ってほしい栄養素、“葉酸”についてご紹介します。


●葉酸はビタミンのひとつ、妊娠初期の赤ちゃんに欠かせない栄養素



葉酸は水に溶けやすい性質をもつ、ビタミンB群の一種で、妊娠初期の赤ちゃんの発育に欠かせない栄養素のひとつです。

葉酸が不足すると二分脊椎(にぶんせきつい)などの、神経管閉鎖障害のリスクが高まります。

妊娠7週までが特に必要と言われている葉酸、そのため、妊娠が発覚してからではなく、妊娠する前から摂取を心がけると良いとされています。

また、成長に欠かせない葉酸は、妊娠初期だけでなく授乳期まで摂取するのが良いようです。葉酸が添加されている粉ミルクもあるんですよ。

また水に溶けやすいという性質から、摂取しても尿から出ていってしまうので、からだの中にため込んでおけません。なので、日々摂取することが大事です。


●赤ちゃんだけでなくママにも必要な葉酸



赤ちゃんの発育にも必要な葉酸ですが、実はママ、女性にも大事な栄養素なんです。

葉酸は、赤血球をつくるのを助ける働きもあり、血をつくるビタミンとも呼ばれています。

また、タンパク質をつくる働きもあり、皮膚や粘膜を強く健康に保つことに役立ちます。女性にうれしい働きとしては、葉酸はコラーゲンの質を保つために必要な栄養素でもあります。

赤ちゃんの健康だけでなく、“女性の健康・きれい”を支えてくれる役割もあるんですよ。


●葉酸を摂取するには葉物野菜など



ほうれん草や春菊、ブロッコリー、レタスなど葉物野菜に多く含まれます。ほかにも、納豆、鶏レバー、アボカドなどに多く含まれます。

また、葉酸はビタミンB12と協力して働いている栄養素なので、ビタミンB12が豊富な貝類や海藻類と一緒に摂取することをおすすめします。

厚生労働省では、“妊娠を計画している女性は食品に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日0.4mg(400μg)の葉酸を摂取するよう”呼びかけています。(厚生労働省発表より)

日々安定して必要量摂取するには、サプリメントなども活用するのも大事なんですね。

ちなみに、大量のアルコール摂取は葉酸の吸収を妨げるので妊活中の女性はアルコール量にも注意しましょう。

このように葉酸は赤ちゃんや女性にとって、大切な栄養素です。妊娠を考えている女性はちょっと気にしてみてくださいね。



ライター 大山久美
某市立大学の看護学科を卒業。同大学病院の婦人科病棟で4年間勤務後、クリニックにて2年間勤務。看護師ライターへ。
得意分野:女性の病気、不妊治療など