理由もわからずイライラ、不安定?PMSと上手に付き合う方法

理由もわからずイライラ、不安定?PMSと上手に付き合う方法

以前より一般的になってきた“PMS”という言葉。まだまだどんなものか詳しく知らない女性もいるでしょうし、男性で知っている人は少数派ではないでしょうか?

PMSや自分のからだの変化を知って、ホルモンバランスに左右されないコツをご紹介します。


●PMSとは



PMSとは「月経前症候群」のことをいいます。個人差があり生理10日前くらいから始まる、「こころとからだが不安定になる症状のこと」です。

だいたい生理が始まるとともに、だんだんと症状は薄れていきます。


●こんな症状があったらPMSかも



生理1週間前くらいから始まるこんな症状ありませんか?

・乳房の張りや痛みがある
・頭痛がする
・肌荒れ、にきび
・手足や顔のむくみ
・眠気または不眠
・イライラする
・怒りっぽい
・気持ちが不安定になる
・気分が落ち込む

生理とともにおさまる上記の症状があれば、それはPMSかもしれませんね。PMSは女性ホルモンが正常に働いているからこそ起こる症状であり、異常ではありません。

女性の人生の半分は、女性ホルモンに大きく影響されています。だからこそ、上手に付き合うことが大切です。


●セルフケアその1:自分の体調のパターンを知る



まずは生理周期に合わせた自分の体調やこころの変化を知りましょう。ラルーンでも、アプリ右上の『カレンダー』からその日の気分や体調などを記録できますよ。


●セルフケアその2:パターンに合わせて予定を調整



「生理○日前になる必ずイライラする!」なんてことがあれば、生理前はなるべく予定をいれずに、ゆっくりと過ごす時間を作ってみてはどうでしょうか。

生理前は自分を思いっきりリラックスする時間にして、エステや美容院で気分転換するもよしです。


●セルフケアその3:周りにも伝えてみる



生理前は感情的になってしまったり、イライラしやすかったりと、パートナーとも喧嘩しがち…なんてことありませんか?

きっとパートナーは「なんでこんなに怒っているのだろう。意味がわからない」と思っているかもしれません。

でも、男性にはわからなくて当たり前。

そこで、「私いま生理前だからイライラしやすいかも」「情緒不安定になっていたらそっとしておいて」など、自分の状態やどうして欲しいかを伝えてみるのがおすすめです。

そうしたらパートナーも、「いつもの生理前のイライラか、じゃぁそっとしておこう」とむやみに言い合いになったり、喧嘩したりすることが減るかもしれませんよ。


●セルフケアその4:規則正しい食事



1日3食規則正しく。まずはこれが基本です。控えたい食品としては、まずは糖分

血糖値の急激な上昇・下降によりPMSの症状が悪化します。また、カフェインも神経を過敏にし、症状を悪化させるといわれています。

摂りいれたい食品は、エストロゲンに似た作用をもつイソフラボンや、ビタミンB群やビタミンCなどです。

イソフラボンは「納豆や豆腐などの大豆製品」に、ビタミンB群は「マグロやカツオ、レバー」など、ビタミンCは「ピーマンやパプリカ、ブロッコリー」などに多く含まれていますよ。

おやつには、ナッツ類(無塩のもの)やドライフルーツがおすすめです。カルシウムやカリウム、ビタミンBが豊富ですし美容にも良いです。


●セルフケアその5:血の巡りをよくする



PMSはホルモンの影響で血の巡りが悪くなっていることも、原因の一つです。お風呂にゆっくり浸かってみたり、軽い運動をしてみたり、温かい飲み物を飲むのもよいでしょう。

また、ハーブティーやアロマなど香りでリラックスするのもおすすめです。


●薬に頼ることも大切



色々試してみたけど、仕事や家事や育児や……女性は大忙し。なかなかうまくいかない時もありますよね。そんな時は無理せずに薬に頼るのも一つの手です。

漢方薬や、ピルなどのホルモン剤、市販でもPMSの薬があります。婦人科で相談して、自分にあう薬を出してもらってみてはどうでしょうか。


多かれ少なかれ、PMSは女性にはつきもの。生理とPMS、合わせると月の半分ですが、「生理もPMSも苦痛!」では、楽しさも半減してしまいますよね。

自分のからだと上手に付き合って、PMSに左右されずに、仕事やプライベートを思う存分楽しんでくださいね。



ライター 大山久美
某市立大学の看護学科を卒業。同大学病院の婦人科病棟で4年間勤務後、クリニックにて2年間勤務。看護師ライターへ。
得意分野:女性の病気、不妊治療など



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