妊娠中・妊活中のカフェイン摂取はどこまでOK?意外と多いあの飲み物

妊娠中・妊活中のカフェイン摂取はどこまでOK?意外と多いあの飲み物

「妊娠中、妊活中にカフェイン摂取を控えた方がいい」という話は聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

一切カフェインを断っている方もいますが、実際のところどこまで制限しなくてはいけないかご存知ですか?

カフェイン制限が必要な理由と共に、どれくらいまでカフェインを制限したらいいのかどうかをご紹介します。


●妊娠中・妊活中にカフェイン制限をする理由、流産のリスクも…!



妊娠中はカフェインの分解・排泄のスピードが落ち、身体にカフェインが溜まりやすいです。カフェインは胎盤を通じて、胎児へ移行するため、胎児にも影響がでてしまいます。

カフェインを大量に摂取した場合、流産や死産、発育の遅れなどのリスクがあるといわれています。

また、カフェインには身体を冷やす作用があるので、妊活中もおすすめの飲み物ではありません。


●完全に制限する必要はないってホント?



「妊娠中はカフェインを制限するべき!」という風潮がネットを中心に広まっていますが、実は明確な文献がないのが実際。

過剰摂取が悪影響を及ぼすのは明らかになっていますが、日常生活で摂取する程度、1日200~300mg程度のカフェイン(コーヒー2杯程度)なら問題がないと世界保健機関(WHO)、カナダ保健省、英国食品安全庁がまとめています。

過剰摂取は控えるべきですが、嗜好品の制限はストレスにもなるので、過剰に制限する必要もないとされています。

ただし、主治医に制限されている場合は控えましょうね。


●カフェインを多く含む飲み物



過剰な制限は必要ないと伝えましたが、実は以外にもカフェインが含まれている飲み物はたくさんあります。

「気づかないうちに過剰摂取になっている」なんてこともあるかもしれません。パッケージ裏の成分表示を、ちょっと気にして摂取してくださいね。

以下は150mlあたりのカフェイン量です。

コーヒー (90mg)
紅茶 (45mg)
玉露 (240mg)
煎茶 (30mg)
ウーロン茶 (30mg)
コーラ (15mg)
栄養ドリンク (80mg)


●代わりになる飲み物も!



最近ではカフェインレスのコーヒーや紅茶もたくさん発売されていますね。

たんぽぽの根を使用した、「たんぽぽコーヒー」などもあります。

スターバックスなどのチェーン店にも、カフェインレスコーヒー(ディカフェ)を置いているところも。普段から何杯もコーヒーなどを飲む習慣がある方は、こういったものを利用してみてはどうでしょうか。

また、麦茶はお茶のなかでもカフェインが入っていないので、気にせず飲めていいですね。


いかがでしょうか。普段から何気なく、カフェインのたくさん入った飲み物を飲んでいる人は多いです。

しかし、コーヒーや紅茶などの嗜好品は我慢しすぎてストレスとなってしまうことも。

代わりの飲み物をみつけたり、正しい知識をみにつけて、出来るだけストレスにならないような方法をとれるといいですね。



ライター 大山久美
某市立大学の看護学科を卒業。同大学病院の婦人科病棟で4年間勤務後、クリニックにて2年間勤務。看護師ライターへ。
得意分野:女性の病気、不妊治療など