若いうちから検診を。乳がんにおけるマンモグラフィの重要性

若いうちから検診を。乳がんにおけるマンモグラフィの重要性

女性に多く、さらに若いうちでも発症しやすいと言われている乳がん。

早期に発見できれば治癒する可能性が高いがんとしても知られていますが、それでも女性のがんでは罹患率第1位・死亡率も第5位という結果も。

早い段階での発見が大切になります。今回は乳がん検診の主な検査方法のひとつである「マンモグラフィ」についてご紹介します。


●「マンモグラフィ」は乳がんに特化した検査方法



簡単に言えば、「マンモグラフィ」は乳房のレントゲン。

X線を使って、乳房の中の様子を写し出します。

マンモグラフィ検査は、国が「乳がん死亡率を減少させる効果がある」と認めている唯一の検査であり、視触診では分かりにくい小さなしこりやごく早期の乳がんなどを発見するのに欠かせないものと言われています。


●「マンモグラフィ」検査の流れ



まずは上半身裸になり、放射線技師さんの指示にしたがってアクリル板で乳房をはさみ撮影します。

1つの乳房につき2枚ずつ、計4枚。よく「マンモグラフィは痛い」と言われますが、確かに全く痛みがないとは言えません。

生理前など胸が張っている時には痛みを感じやすいので、そういった時期を外して受けるなどの工夫も必要。

痛みがあるといっても撮影はほんの数秒です。我慢して乗り切りましょう。


●マンモグラフィは優れた検査。でも万能ではない



現在、乳がんの検査には「マンモグラフィ」の他に「エコー検査」「視触診」などがあります。

中でも自分で発見しにくい早期の乳がんを見つけやすいのはマンモグラフィですが、乳腺の発達している若い女性などは乳腺の影に隠れて病変を見逃してしまう場合もあります。

そのため、マンモグラフィは40歳以上の女性に推奨している自治体も。

理想は、いくつかの検査を併用して受けること。

マンモグラフィとエコーは、単独での乳がん発見率はどちらも同じぐらいで、およそ70~80%と言われています。

ですが2つを併用すると発見率は1.5倍にあがるという結果も。

乳がんの早期発見には、マンモグラフィ、エコー検査、そして常に自分自身で意識して「自己触診」を行うことを心がけましょう。


乳がんは今の時代、例え罹患しても不治の病ではありません。「まだ若いから」「自分には起こらない」などという決めつけをせず、積極的に検診に行くことをおススメします。