「もしかして虐待?」そう思ったら“189”

「もしかして虐待?」そう思ったら“189”

赤ちゃんは泣くのが仕事。
近所に赤ちゃんがいたら泣くのは当たり前なのですが、「この泣き方、ちょっと異常なのでは」と思うことも時にはあります。
「もしかして、虐待?」そう思った時は勇気を出して、児童相談所に電話をしてみてください


●「虐待かも」……でも確信がもてない

隣の部屋から子供の普通ではない泣き声が聞こえる。
それと同時に親の怒鳴り声や大きな音が聞こえる……そんなことが起こったら、あなたはどうしますか?
まず思うのは「勘違いかもしれない」「親だって怒る時はある」ということではないでしょうか。
もし通告をしてしまい誤解だったら、ご近所さんとの関係も悪くなってしまう……そんなことを心配しますよね。
ですが実際は、虐待かどうかの判断は児童相談所が行います。
通告者が虐待であるかどうかを判断する必要はないので、少しでも可能性を感じるのであればまずは相談をしてみてください。


●まずは“189”に電話相談

疑わしい時、電話をかけるのは“189”。
“いちはやく”と覚えてください。
これは児童相談所や市区町村が“いちはやく”児童虐待に対応できるよう、厚生労働省により設けられた全国の児童相談所の共通ダイヤル。
専門家が詳しく聞き取りをしてくれます。
また、通告や相談は匿名で行うこともでき、相談者の個人情報や話の内容の秘密は守られます。


●自分自身が悩んでいる時も

ご近所や知り合いの話だけでなく、自分自身が子育てに悩んでいる時も相談に乗ってくれるのがこのダイヤル。
「子育てが辛くてつい子どもに手をあげてしまいそうになる」「自分のやっていることは虐待なのではないか」そう不安に思うお母さんは、実はかなりの数いるはずです。
実際に子どもに手をあげてしまう前に、189に電話をかけて専門家に相談をしてみることも大切。
また、親自身がそれに気付けないこともあり、そういった意味でも周囲が通告することは親を救うことにもなります。

虐待の相談件数は年々増えています。
相談することにより、被害にあう子どもの数も減っているはず。
もしかして、と思ったらためらわず、勇気を出して電話をしてみてください。