“子供の認知”とは?シングルマザーになる前に知っておきたいこと

“子供の認知”とは?シングルマザーになる前に知っておきたいこと

テレビやドラマなどでよく聞く“認知”という言葉。
婚姻関係にない男女の間に子どもが生まれた場合、男性がその子どもを“認知”するかどうかによってその後の事情が大きく変わってきます。


●嫡出子と非嫡出子

嫡出子と非嫡出子、という言葉をご存知でしょうか。
婚姻関係のある男女の間に生まれてきた子どものことを“嫡出子”、そうでない子どものことを“非嫡出子”と言います。
何らかの事情、例えば結婚の前に先に子どもができてしまったが、しばらく籍は入れられない、急に男性側が入籍を渋るなどのことが起きた時、母親が一人で育てていかなければなりません。
そこで大事なのが“認知”になってきます。


●“認知”とは?

お腹から子どもを産む女性と違い、父親と子が親子関係にあるかはDNA鑑定でもしなければ明らかになりません。
父親と子との関係は、父親の“認知”によって初めて発生します。
認知とは父親が子を“自分の実子である”と認める意思表示のことであり、この手続きをしなければ自分の子であっても法律上では父子と認められません。


●“認知”をさせることの重要性

一人で産んで一人で育てる……そう決めたお母さんでも、認知をしてもらわないと後々困ることもあります。
認知によって生まれるのは、まず“扶養の義務”。
そして“相続権”もそうです。
認知をしていないと相続権を持つことができません。
昔は非嫡出子の相続分は嫡出子の2分の1とされていましたが、現在では嫡出子と同じ相続分を持つようになりました。
他にも、子どもが大きくなりどうしても父親に会ってみたいという時に、認知をしていないと手がかりがなくなってしまいます。
戸籍への記載や面会ができる権利など“認知”により行えることはたくさんあるので、重要な手続きであるといえます。

何らかの事情があり一人で産むことになったとしても、後々のため、冷静にこうしたことをきちんと調べることが必要。
自分と子どもを守るためにも、最低限のことは勉強しておいた方がいいかもしれません。