20代でも注意が必要!更年期障害って?

女性なら一度は耳にしたことがある「更年期障害」。通常50才前後の女性がかかるものですが、怖いことに20代でも「若年性更年期障害」になる可能性があります。

まだまだ先とは思っても誰もがいずれは通る道。また、家族が更年期障害に苦しんでいるなんてこともあるかもしれません。

ここで一度、更年期障害について知っておきましょう。


●更年期とは

更年期とは、 閉経をはさんだ前後10年の期間のこと。閉経につれて急激に減少する女性ホルモンの分泌が、落ち着くまでのことを言います。


●更年期障害の症状

更年期障害の主な症状は、「自律神経」と「精神」に関わるもの。特に以下のような症状があらわれる人が多いようです。

・ホットフラッシュ・・・ほてり、のぼせ。突発的に顔が熱くなり、大量の汗をかくこともあります。
・冷え・・・特に下半身が冷えます。
・肩こり
・めまい
・耳鳴り
・イライラ、不眠、うつなどの精神的症状

更年期障害は一般的には40代後半~50代後半にかかるもの。ただし、年代的に他の病気の可能性もあるので、あくまで自己判断は禁物。

上記のような症状に悩まされたら、まずは産婦人科を受診しましょう。


●更年期障害の原因

更年期障害の主な原因は、「ホルモンバランスの乱れ」。

閉経が近付くと、それまで分泌されていたエストロゲンという女性ホルモンが減少します。

一方でエストロゲンを分泌させようと、卵胞刺激ホルモンが過剰に増加します。

このように女性ホルモンがアンバランスになることで、更年期障害の症状を引き起こします。


●20代でも「若年性更年期障害」の可能性が

実は更年期障害は、20代・30代でも起こりえます。生理不順と一緒に上記のような症状が起こった場合、「若年性更年期障害」かもしれません。

生活のリズムが乱れていたり、荒れた生活をしていると「若年性更年期障害」にかかりやすくなります。

特に以下に心当たりのある人は要注意です。

・急激なダイエット
・多大なストレス
・慢性的な疲労
・朝夜逆転の生活

「更年期障害」をそのままにしておくと、生理がとまったり、不妊症になる場合も。

おかしいなと思ったら、早めに産婦人科を受診するようにしましょう。


●更年期障害の治療法

更年期障害の治療法には「生活習慣の見直し」と「薬物療法」があります。

まずはバランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレスを減らすことが大切。

薬物療法では、ホルモン補充治療(エストロゲンを補い、症状を緩和させる)、自律神経調整薬(今出ている辛い症状を抑える薬)、漢方薬、サプリメントなど、その人に合った薬が処方されます。

一番大事なのは規則正しい生活を送ること。

それでも症状が改善しないようなら、まずは専門医に相談しましょう。

更年期障害は人によって原因が違いますので、できるだけ早めに、自分に合った治療を行うことが大切です。


by 宮野 茉莉子