初産婦の平均年齢30歳超え!加速する高齢出産 第1回

初産婦の平均年齢30歳超え!加速する高齢出産 第1回

一昔前は20歳代で妊娠・出産することが一般的といわれていましたが、初産を経験した女性の平均年齢がついに30歳を超えたことが厚生労働省から発表されました。

妊娠・出産の高齢化は年々加速しています。

「高齢出産はリスクが高い」という知識は多くのひとが知っていることと思いますが、具体的にはどういうものなのか、そのリスクは何なのか、きちんと知っているひとはまだまだ少ないように思えます。

そこで今回は「高齢出産」をテーマに3回にわけて紹介したいと思います。

第1回目となる今回は「高齢出産の基礎知識」についてです。


●高齢出産とは?
高齢出産とは35歳以上で 初めての妊娠・出産を迎えることをいいます。

これは日本産科婦人科学会が定めたもので、日本独自の数値です。

35歳という数字はあくまでリスクなどを考慮して割り出した平均値で、35歳以上の全ての初産婦が同じリスクにさらされるわけではありません。

中には20歳代でも高齢出産と同じリスクを体験する人もいれば、40歳代でも全く問題なく出産するひともいます。

またリスクの割合は35歳を過ぎたら急に上がるというわけではなく、30歳くらいを境に少しずつ高くなって行きます。


●35歳以上でも経産婦なら安全?
高齢出産の定義が「初産婦」とされているのは、経産婦は初産婦に比べて妊娠・出産時の母体へのリスクが低いからです。

しかし染色体異常など赤ちゃんへのリスクは初産婦も経産婦も変わらないことから、最近では両方を高齢出産として重要視する流れにもなって来ています。


●高齢出産が増えている理由
高齢出産が増えている理由として代表的なものに「女性の社会進出が一般的になったことで、出産するタイミングが難しくなっている」「経済的な不安により、子どもを授かることに慎重になっている」「男女ともに晩婚化がすすみ、妊娠出産の年齢も上がってきている」などがあります。

これらの原因は今後さらに加速することが予想できるので、高齢出産もそれにともない増加することになるでしょう。

このように高齢出産は誰にでも身近な存在になって来ています。

しかし多くのひとが知っているように、高齢になるほど妊娠・出産のリスクも高まります。

リスクや正しい知識を知らずに高齢出産を選択することはおすすめできません。

次回のコラムでは高齢出産のリスクについて紹介したいと思いますので、この機会に高齢出産への理解を深めてみて下さいね。


by KAMI