「おりもの」が教えてくれる婦人科トラブル

通常「おりもの」は、透明で乳白色。排卵時には量が増えて粘性が増すと言われています。

おりものは健康をはかるバロメーターで、色やニオイで病気が発覚することも。今回は「おりものの状態」から考えられる婦人科トラブルを見ていきましょう。



●おりものの状態からトラブルをチェック

1)黄色・茶色・クリーム色のニオイが強いおりもの
「細菌性膣炎」の可能性が考えられます。生臭いニオイがして、外陰部にかゆみがあると要注意。「細菌性膣炎」は体の抵抗力が弱まっている時に起こりやすい病気です。

2)膿状で黄緑色のおりもの
「クラミジア感染症」の可能性が考えられます。ニオイがきつく、軽い下腔部痛や不正出血があることも。日本では若者を中心に感染者が多いそうです。

3)あわ状で黄色いおりもの
「トリコモナス膣炎」の可能性が考えられます。生臭いニオイがすることも。「トリコモナス膣炎」の場合、外陰部や膣に強いかゆみ、熱を持つこともあります。不特定多数の人が使用する温泉やトイレなどで感染するケースもまれに起こると言われています。

4)白くヨーグルト状やボロボロした形状のおりもの
「カンジダ症」の可能性が考えられます。外陰部にかゆみがあることも。体の抵抗力が弱まっている時に、ガンジダ菌が増える傾向があります。かきむしると膀胱にまで炎症が広がるそうなのでかゆくてもかかないことが大事です。また、お酒などの刺激物は控えましょう。

他にも、おりものから分かる婦人科トラブルはさまざま。普段から自分の「おりものの状態」を観察して、いつもと違和感があったら早めの受診をおすすめします。



●量からトラブルをチェック

個人差があるので、一般的に量だけで判断することはありません。色やニオイに異常がなく、普段より量が多い場合は、寝不足やストレスによるカラダの疲れが原因の可能性があります。

またおりものが水状の場合もカラダの疲れが原因と考えられます。その場合、睡眠をよくとったり、規則的な生活を心がけましょう。なお生理用ナプキンが必要なほど大量にでる場合は、婦人科の先生にすぐ相談してくださいね。



●自己診断はせずに、早めの受診を

「おりものが変だな?」と思ったら、自己判断せず早めに婦人科へ。トラブルが深刻化すると不妊などにもつながる恐れもありますので、早めの対処が大切です。

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