大人になると時間が経つのが早くなるのはなぜ?

「連休がはじまったと思ったらもう終わっちゃった…」など、時間の速さを実感している人も多いはず。

時間はみんな平等に流れているはずなのに、どうして大人になると速く感じるのでしょう?

●子ども時代はどうだった?

小学校の時の自分を思い出しててください。例えば、お休みの日。

のんびりした時間が永遠に続くような気分になって、夕焼けを見ながら「あ~やっと1日が終わった」なんて思ったり。

また、授業の時間がとてつもなく長く感じた経験もあるでしょう。

●大人になった今では…

朝起きて会社に行き、気がつけば夕方。窓をしめきったオフィスで、夕焼けさえ見ずに夜を迎えることも。

子どもの頃は、あんなに時間が経つのを遅く感じたのに、大人になった今では「2倍速」どころか「3倍速」。

それも年齢を重ねるごとに、どんどんスピードが速くなると感じることもあるのではないでしょうか。

●何で速く感じるの?

大人が時間を速く感じる理由には、いくつかの説があります。今回はその中から4つご紹介します。

なるほど!と思うものもあれば「?」なものもあるかもしれません。


1.「ジャネーの法則」
「ジャネーの法則」は 19世紀の心理学者が紹介した法則です。人が感じる時間の長さは、自分の年齢の逆数に比例すると考えるもの。

10歳なら「10分の1」、30歳なら「30分の1」。つまり10歳の1年間に比べて、30歳の1年間は3倍のスピードを感じるという考え方です。

ただ、これは心理学的な法則なので、科学的根拠はないとのこと。でも実感としては分かるような気がしますよね。


2.同じことの繰り返しだと、速く感じるという説
大人になると会社と家の往復で変化が少ない生活になるため、時間の経過を速く感じるという説も。

同じことばかりを繰り返していると、脳がその情報に慣れてしまって処理速度が速くなり、毎日があっという間に感じてしまうという考え方です。

言い換えると、年を重ねても新しいことに挑戦する人は、時間の流れ方を遅く感じるそう。

いろいろ体験して、発見したり、感動したりすると、時間の重みが増すようです。 「ここ最近、時間が経つのが速すぎて」と物足りない人は、その決まりきったルーティン生活が原因かも。

新しい趣味を持ったり、いつもやらないことをやってみたりすれば「1日いろいろしたな、充実したな」と思えるかもしれません。


3.心拍数に関係しているという説
この説は、子どもは心拍数が高いので時間の経過に敏感になって時間を遅く感じ、
年を取ると心拍数が遅くなるので時間への感覚が鈍くなって時間を速く感じるというものです。


4.記憶量に関係しているという説
脳へのインプットが少なく、アウトプットばかり続けていると時間の経過を速く感じるというものです。



「大人になるにつれ、時間が速く感じる理由」、いかがでしたか?

いろいろ説はありますが、時間が過ぎるのを速く感じても遅く感じても、一番大事なのは何をしたかですよね。

ボヤっとしていたら、1年あっという間に過ぎそうです。いくつになっても新鮮な気持ちを忘れずに、充実した時間を過ごしたいものです。


by 萩原美月