メールでは7%しか伝わらない!?危険なコミュニケーションの落とし穴

カウンセラー青ヤギの駆け込み寺
vol.6
こんにちは。
心理カウンセラーの青柳です。

今回、悩み相談の中から気になった悩みは以下の内容です。

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『彼にメールを送っても、返信が遅かったり、文章が短かったりします。彼は私のことを好きじゃないのでしょうか?』

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この内容に答えてみたいと思います。


●「伝えたいこと」、どれくらい伝わるもの?
みなさん、メールやメッセージなど言葉のみのコミュニケーションで「伝えたいこと」が全て伝わると思いますか?

メールは便利ですが、 文字(言葉)だけのコミュニケーションは気持ちを伝えるのに優れているのでしょうか?

コミュニケーションを取る際に「人が何の影響を強く受けるのか」についてアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」というものがあります。

この法則では、

目から受け取る情報…55%
口調や声のトーン…38%
言葉や内容…7%

という割合で影響を受けていると言われています。

つまりは、メールでのやり取りは、この7%の情報のみでやり取りをしているのです。

その7%のみで相手の気持ちを考えて悩むのは時間がもったいないというものです。

皆さんもメールのコミュニケーションでこんな経験があるのではないでしょうか。

・急いでいないのに、急いでいると思われた
・怒っていないのに、怒っていると思われた
・説明されたものがイメージしていたものと違った
・待ち合わせ場所を行き違った

こんなすれ違いが起きても全く不思議ではないのです。


●人間の感情はとても複雑
人間の感情は複雑です。
言葉というものから受ける情報の影響力が7%であることを考えたら、コミュニケーションを文字のみですることの危険性が感じられませんか?

今回の相談のように、実際彼と会っているときや電話で話すときはどうでしょう?

メールでのやり取りよりも、彼の気持ちを感じやすいのではないでしょうか?

メールのやり取りのときに、すれ違いや勘違いや不安が起きるのならば、メールのみにこだわってストレスを溜めることは無いですよね。

人それぞれに個性があるようにメールを送るタイミングや送る内容なども人それぞれ。

自分の基準のみで判断してネガティブになってしまうと、つい彼に嫌な態度が出て関係が悪くなってしまうことも。

彼には彼の事情があるということを理解しましょう。

短いメールでももしかしたら忙しい中少しでも連絡をとる努力の結果なのかもしれません。


●リアルのコミュニケーションを増やしてみよう
昨今の人と人の関わりを考えてみると、家族、男女、会社などで、もっと十分な対面でのコミュニケーションが求められているのではないでしょうか。

他人との十分な対話がなかったために、様々なすれ違いや勘違い、起きなくてもよかった不幸などが起きています。

それは身近な相手や大切な相手であればあるほど望まない状況でしょう。

悲しいことに、人は簡単にすれ違います。

大切な人ほど、大切な話ほど、顔を合わせての対話を。

それが難しければ電話でのコミュニケーションを今までより大事にしてみてくださいね。

by カウンセラー 青ヤギ

【カウンセラー青ヤギの駆け込み寺】
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