「京女」に学ぶモテ学!3つのポイント

京都出身と聞くとテンションが上がる男子って多いですよね。

「京女」特有の、含みのある話し方には賛否両論あるようですが、
それでも男性に圧倒的な人気を誇っている「京女」。

どうして男性は「京女」に憧れるのでしょうか?

今回は千年の古都が育んだ「京女」の「モテ学」を、ひもといていきましょう。


●モテ学1:話しことばはゆっくり、やわらかいニュアンスで
京都旅行で、 旅館やお店の店員さんの京ことばに「癒やされたー」という方は多いのでは?

のんびりとした話し方はその場の空気を和やかにします。同時にしっかりと話の内容を伝える効果も。

早口では聞き流されがちなことばも、ゆっくりと話すことで相手の心に響くんですね。

さらに、京ことばには「助詞を省く」という特徴が。

「気をつけて下さい」は「気(きぃ)つけとくれやす」となります。

「気(きぃ)、目(めぇ)、歯(はぁ)」など一音のことばの語尾を伸ばし、「を」や「が」などの助詞を多用しません。

助詞を省くことで、断定的なイメージを与えない、やわらかなニュアンスになっているんです。


●モテ学2:自分の主張はことばを選んでやさしく伝える
相手に嫌な思いをさせないよう気配りをしながらも、自分の主張はしっかりと伝えることが上手な「京女」。

場の空気を壊さず、相手に察してもらう。

また、相手の思っていることも察してあげようというのが、京都式コミュニケーション術。

ドタドタとうるさい音を立てて歩いている人に「ええ音、出しはりますな」。

お店ではしゃぎ回る子どもの親には「にぎやかでよろしおすな」。

これはどちらも「静かにしてもらえませんか?」という意味。

相手に不快な思いをさせないように、ことばを操る。

「京女」の上品なイメージはこの「ことば選びのセンス」からきているのかもしれません。


●モテ学3:親しき仲にも礼儀あり!おもてなしの気持ちを大切に
京都の旧家などでは、自宅にお客さんを迎えるとき、仕出しの料理を用意する風習が今でも残っているよう。

これは、手作りの料理をふるまって口に合わなかったら、お客さんに気を使わせてしまうから。

さらに、「京女」はお客さんが到着する直前まで、念入りに家の中を片づけます。

そのため、誰かの家にお呼ばれするときも、約束の時間より5分ほど遅れて行くのが常識というのも京都のマナー。

もてなす側も、もてなされる側も、相手に不快な思いをさせないように気配りをする。

とことんまで相手の立場を考えて行動するのが、礼儀正しい「京女クオリティ」なんですね。


源氏と平家、幕府と尊王攘夷派など、多くの対立の中で動乱の時代を生きてきた京都人。

真っ向から主義主張をぶつけていては、代々続いた家柄が危険にさらされます。

そのため京都の人びとは、争いごとに深入りせず、矢面に立たないことで家族を守っていたのでしょう。

相手に対して、心からの敬意を払いながら上手に立ち回る。

そして自分の意見もさりげなく通してしまうテクニックは、長い歴史の中で培われてきた京都人の知恵。

気持ちを察する文化が失われつつある現代だからこそ、
多くの人が京女の「おもてなし精神」と、良い意味での「したたかさ」に惹かれているのかもしれませんね。
by みわ あやの