理想が高いと結婚できない!?不幸をよぶ「減点法」

お金持ちと出会って結婚したい!できればイケメンで優しくて!料理上手で…。

世の中は不況ですが、交際相手に高い理想を求める女性は少なくないものです。

不安定な時代だからこそ、安定を求めるのは当然ですし、できれば条件のいい男性と結婚したいですよね。

でも、「理想」の捉え方によっては、かえって自分を不幸にしてしまうだけかもしれません。

今回は、理想が高すぎる女性の心理を分析していきましょう。


●理想が高いのはいけないこと?幸せを邪魔する「減点法」とは

より高い理想をもち、それに 向かって努力をするというのは、人として自然なこと。

でも、理想に対する捉え方のせいで、しんどい生き方を選んでしまう女性が多いようです。

心理学には、「加点法の理想」と「減点法の理想」という考え方の法則があります。

加点法の理想は、「こんな男性と結婚したい」「こんな家に住みたい」という考え方。

一方、減点法の理想は、「年収がいくらでないと嫌だ」「イケメンじゃないとNG」みたいに条件をつくり、合わないものを排除していくやり方です。

このような考え方の人は、自分でさえも減点法で評価してしまうため、「勝ち負け(上か下か)」といった極論で物事を判断しがちになるようです。


●「勝ち負け」にひそむ、「逃げ」の心理とは

結婚というのは、安定感とは裏腹に女性にとって多少なりともデメリットが発生するもの。

仕事で一定の実績を出していたり、生活に余裕があって自分の時間を大切に思っている場合は、失うものも大きいわけです。

そこで、「デメリットを引き受けてまで結婚をしてもムダ」と、条件を高めにしてしまうのは、ひとつの合理的な選択のようにみえますよね。

けれど、その選択に「勝ち負けの論理」が働いている場合は要注意。

「結婚をできないわたしは負け。でも、理想を高く設定しているのだからしょうがない」

と、無意識のうちに、自分を納得させる言い訳を探してしまう。

プライドを守るために、あえてハードルを高く設定することが多いそうです。

心理学では、これを「セルフ・ハンディキャッピング」というそう。


●「勝ち負け」にとらわれると幸せになれない!?

「好条件の相手と結婚するのは勝ち組」という価値観にとらわれていると、めでたく結婚できたとしても、次から次へと課題が出てきます。

「マイホームがないのはダメ」
「子供を立派な人間に育てなければダメ」

目標を励みに努力ができるのなら、悪いことだとはいいません。

ですが、恋愛も結婚も家庭も、「他の人間が関わること」なんです。すべてが自分の思い通りに行くとは限りません。

「結婚に失敗した」とか、「妥協して結婚した」と、思ってしまうのは、理想から外れてしまったという「負け感」があるからでしょう。

このように、自分の作ったルールで、人生の選択の幅を狭めてしまうのはもったいないことです。


●「裁かない」ことで、人生はもっと楽になる

集団の中で生きるわたしたちは、他の人と比べて自分はどうか? という判断をしがち。

「○○しなきゃいけない」「みんな○○してるんだから」と、社会の基準に流されるまま、受け入れてしまう。

それがいつの間にか、自分のルールになっていることってよくありますよね。

本当は、社会の基準なんて、自分がつくりだした「思い込み」かも?

そこからちょっと、距離をおいてみると、ずいぶん気持ちがラクになるのではないでしょうか。

「勝ち負け」や、「良い悪い」で裁かずに、もっとフラットに自分のことを見てみる。

そうすると、本当に必要なことが、見えてくるのかもしれませんよ。


by みわ あやの