成長を祝う赤ちゃんの行事

生後まもなくから、赤ちゃんの成長を祝う習わしはたくさんあります。それぞれの行事の時期や一般的なお祝いの方法についてご紹介します。


●お七夜
生後7日目をお七夜といい、家族や親しい人と赤ちゃんの健康と無事を祈ってお祝いします。

昔は、生後まもなく亡くなる赤ちゃんも多かったため、赤ちゃんが無事に成長したことを祝う意味合いの行事だったようです。

半紙に赤ちゃんの名前と誕生日を書き、神棚や部屋の中央などに飾りましょう。以前は、赤飯や尾頭付きの魚などを用意していたようですが、現在は、そこまで格式ばったお祝いはしない傾向にあるようです。


●お宮参り
生後1カ月前後に、その土地の鎮守に参詣し、赤ちゃんが無事に生まれたことを報告する行事です。

昔は、地元の神社に氏子入りする儀式でもありましたが、現在ではそのような意味合いは薄れてきたため、神社も地元にこだわらず、有名神社などを参詣する人も増えてきています。

赤ちゃんの服装は、正式には「祝い着」を着用することになりますが、最近は、形式にこだわらず、ベビードレスにケープを掛けるなどのスタイルも人気があります。

家族で参詣し、お賽銭をあげるだけでも十分ですが、さらに丁寧にお参りしたい場合は、神官のお祓い(おはらい)を受け、祝詞(のりと)をあげてもらいましょう。

事前に、社務所に予約を入れておくと安心です。料金の目安は、5,000円~10,000円ほど。表書きは「御初穂料」「御玉串料」などとし、下段には赤ちゃんの名前を書きます。


●お食い初め
生後100日目、または120日目におこなう行事。子どもが一生食べる物に困らないようにと願い、ご飯を食べるマネをさせる儀式です。

昔は、生まれて3カ月くらいまでの生存率が低かったため、赤ちゃんが無事に育ったことへの喜びを祝う行事でもあったようです。

正式な献立は、一汁三菜の祝い膳。丈夫な歯が生えることを願って、小石を「歯固めの小石」としてお膳に乗せる地域もあるようです。簡単に済ませたい場合は、ご飯と汁物、尾頭付きの魚だけで十分です。

お食い初めのタイミングで、赤ちゃんに生まれて初めてのお箸やお椀などを贈ることも多いようですので、気に入った食器などを探しておくとよいですね。


●初節句
生まれて初めて迎えるお節句を祝う行事。女の子は3月3日、男の子は5月5日に健康と成長を願ってお祝いします。

一般的に、お節句の飾りは母親の実家から贈るものであるとされてきましたが、最近は、特にこだわらない家庭も増えているようです。またお節句の飾りではなく、お祝い金を贈るケースも増えています。

女の子のお節句には、ひな人形を飾り、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物などでお祝いします。男のお節句には、鯉のぼりや五月人形を飾り、ちまきや柏餅などでお祝いします。

赤ちゃんのお祝いごとは夫婦だけでなく、お互いの両親も興味関心がある場合が多いもの。

夫婦だけで決めてしまわず、相談しながらすすめることがおすすめです。せっかくのお祝いごと、楽しく過ごせるといいですね。