母乳って、いつやめたらいいの?

子どもが1歳を過ぎるころから、徐々に気になり出すのが卒乳のこと。おっぱいにさよならする方法、おすすめのタイミングなどについて、先輩ママたちの体験談を元に考えてみたいと思います。


●そもそも、母乳っていつやめるべき?
ずばり、おっぱいを「やめなければいけない時期」というのは存在しません。以前は、1歳を過ぎたら、おっぱいをやめるという考え方が主流だった時代もありました。

実際、健診などで「まだ飲んでいるの?」と指摘され、ドキッとした経験のあるママもいるかもしれませんね。

しかし、現在は、無理におっぱいをやめさせる必要はないという考え方が主流です。平成14年からは、母子手帳からも「断乳」という言葉が消えました。

つまり、何歳になったとしても、おっぱいを吸っていること自体、恥ずかしいことではないんですね。

おっぱいの時間は、ママと赤ちゃんにとって至福のとき。スキンシップを通して、体と心を育む大切な時間であると考えられています。

つまり、やめるべき時期は、自分たちの都合に合わせて決めてよいということ。神経質になることなく、ママの体や赤ちゃんの成長を見つめながら、考えていけたらいいですね。


●おっぱいにさよならしようと決めた瞬間
おっぱいにさよならしようと決める瞬間は、人それぞれ。ママや赤ちゃんには、体の変化や成長だけでなく、さまざまな事情があるようです。

「1歳過ぎたら、周りはみんなおっぱいにバイバイ。うちだけ、まだおっぱいをあげているのが恥ずかしくて・・・」

「小さな歯が生えてきて、思いっきりおっぱいを噛まれちゃった!こんな痛い思いをするくらいなら、もうおっぱいを卒業したいな」

「2人目の妊娠が発覚!まだまだ、おっぱいをあげたかったけど、赤ちゃんの安全を考えて、泣く泣く卒乳に踏み切りました」

<お母さん側の都合ばかりですが、赤ちゃん側からやめるということはないのでしょうか。>


●おっぱいにさよならするコツ
おっぱいにさよならする方法は人それぞれですが、一般的な卒乳方法についてご紹介しておきたいと思います。

ステップ1:ママの体の準備
おっぱいにさよならすると決めたなら、少しずつ準備を始めましょう。まだ母乳がたっぷり出ている段階で卒乳しようとすると、乳腺炎を起こしてしまう可能性があります。

飲ませる時間を徐々に減らす、飲ませる回数を徐々に減らすなどして、まずはママの体の準備を始めておく必要があります。

ステップ2:家族の協力を
卒乳がスタートすると、赤ちゃんはおっぱいがもらえず、3日ほど泣き通すかもしれません。

ママはおっぱいがあげられず、体力的にも精神的にも不安定になりがち。パパや家族の力を借りて、数日間を乗り切れる体制を整えておきましょう。

パパが休みになる日に合わせて、卒乳をスタートするのもおすすめです。

ステップ3:いよいよ卒乳
いよいよ卒乳のスタート。3日間を目途に、頑張りましょう。おっぱい大好きな赤ちゃんであればあるほど、三日三晩、泣き通しになる可能性があります。

その泣き声を聞くだけで、ママのおっぱいは張って痛むことも。しかし、この3日間を乗り越えれば、赤ちゃんはあきらめてくれることが多いようです。頑張ってくださいね。

卒乳を決めたものの、スムーズにいかなかった人。やめるつもりはなかったのに、思いがけず卒乳してしまった人。

おっぱいをさよならするエピソードは、ママと赤ちゃんの数だけあるのです。自分の気持ちにしっかり向き合い、赤ちゃんの成長を考えたり、夫婦で相談したりして、ぴったりのさよならの時期を決めてくださいね。