離乳食の基本。いつから始める?何を食べさせる?

生まれてしばらくは、母乳やミルクだけだった赤ちゃんですが、大きくなるにつれて、それだけでは栄養が足りなくなってきます。

そこで、いよいよ離乳食をスタート。でも、いつから始めたらいいのか、何を食べさせたらいいのか悩むママも多いかもしれませんね。まずは、離乳食の基本を知ることから始めましょう。


●そもそも離乳食とは?
離乳食には、主に3つの目的があります。

1.栄養素の補給 赤ちゃんは、成長とともに徐々に消化能力が上がり、必要とするエネルギーや栄養素も増えていきます。そこで、母乳やミルクだけでは不足するエネルギーや栄養素を補うのが、離乳食の大きな役目なのです。

2.咀しゃく機能の促進 食べ物を飲み込んだり、舌と上あごでつぶしたり、歯ぐきでつぶしたり。成長に見合った離乳食を与えることは、赤ちゃんの咀しゃく機能の発達を促進させます。

3.味覚の発達 離乳食には、赤ちゃんの味覚の幅を広げるという役割もあります。食べる楽しみが徐々に増えることは、家族や周囲の人と喜びを共有することにもつながります。


●いつから始める?
現在は、生後5~6カ月頃を目途に、離乳食を始める赤ちゃんが多いようです。ただし、これは、あくまでも目安。赤ちゃんの月齢に加え、心身の発達の様子を含めて考えることが大切です。

パパやママが食べている様子をじーっと見つめたり、よだれを垂らしたり。そんなサインが見られるようになったら、離乳食スタートのサイン。授乳リズムが安定してきたかどうかも、大切な判断材料です。


●離乳食の進め方
ステップ1:ごっくん期(5~6カ月頃)
食べるという動作そのものに慣れるための時期です。
回数:1日1回(授乳の前)
1回の量:小さじ1程度から、徐々に増やす
食材の種類:10倍がゆをすりつぶしたもの、ゆでた野菜を裏ごししたものなど。
固さ:ポタージュ状(ドロドロ)~ヨーグルト状(ベタベタ)

ステップ2:もぐもぐ期(7~8カ月頃)
舌と上あごを使って「つぶす」動作を覚えます。
回数:1日2回(午前・午後1回ずつ)
1回の量:50~100g程度
食材の種類:7倍がゆ、うどん、ゆでた野菜を粗くつぶしたもの、赤身の魚、ささみなど。
固さ:舌とあごでつぶせる固さ、豆腐くらいの固さ

ステップ3:かみかみ期(9~10カ月頃)
歯ぐきを使って「かむ」動作に慣れていきます。
回数:1日3回(朝・昼・夕方)
1回の量:100~150g程度
食材の種類:5倍がゆ、バナナ、ゆでた野菜のスティックなど。
固さ:歯ぐきでかめるくらいの固さ、バナナくらいの固さ

ステップ4:ぱくぱく期(11~12カ月頃)
ほぼ大人と同じ食事ができるようになります。
回数:1日3回(朝・昼・夕方)
1回の量:150~200g程度
食材の種類:調味料やスパイス以外、ほぼ大人と同様
固さ:大人よりやや柔らかめ、肉団子くらいの固さ

もちろんこの通りに進まないことが多く、イライラしてしまうこともあるでしょう。食べる量が少ない、一つの食材しか食べない・・・など悩みはつきません。

まずは『食べることは楽しい』という雰囲気を赤ちゃんに感じてもらうことを大切にしながら、離乳食を進めていけたらいいですね。