赤ちゃんを守るため!風疹の予防接種を受けましょう



●昨年より爆発的に風疹の感染が広がっています
全国の風疹の患者数は2013年に入ってから8,000人を超えており、昨年の約36倍の人数だそうです。

「風疹」と聞くと、「子供の病気?」と思いがちですが、患者の90%は成人なのです。

これは、子供のころに予防接種を受けていなかったためだと考えられています。



●妊娠中の女性が感染すると、先天異常の赤ちゃんが生まれる可能性が
特に妊娠初期の女性が風疹に感染すると、赤ちゃんが目や耳、心臓に障害が出る「先天性風疹症候群」で生まれる可能性があります。

妊娠中の女性が風疹にかからないようにするには、その周りの人が感染しないように予防することが重要です。


●なぜ感染する人が増えているの?
子供の時に予防接種を受けていなかった人がいることが影響しています。

・昭和37年4月2日~54年4月1日生まれの男性
風疹ワクチンは女性しか受けていませんつまり、34歳以上の男性は、予防接種を受けていないということですので、特に注意が必要です。

・昭和54年4月2日~62年10月1日生まれの男女
中学生の時にワクチンを接種することになりましたが、集団接種ではなく、個別に医療機関へ出向いて接種する必要がありましたので、接種率が低いと考えられています。

・昭和62年10月2日~平成2年4月1日生まれの男女
男女ともに幼児期に接種している人が多いですが、1回の接種だけでは抗体が不十分な人もいます。また、現在感染している方が多い年代でもありますので要注意です。


●パートナー・身近な男性に予防接種をすすめて!
風疹に感染している人の8割が成人男性。

妊娠を希望している夫婦かどうかに関わらず、どこから感染するかわかりません。

これから生まれる赤ちゃんを守るために、自分自身を含めて、ワクチンを接種していない人に積極的に予防接種を受けてもらうように働きかけましょう。

「過去に接種したかどうかわからない」という人はもちろん「かかったことがあるから大丈夫」という人も抗体が十分でないことがありますので、予防接種を受けるようにしましょう。


●妊娠を考えている女性・妊娠中の人はどうしたらいい?
妊娠を希望している人は抗体があるかどうかを検査してもらう方法がありますが、まずは予防接種を早めに受けることをおすすめします。

予防接種後は2か月間避妊が必要となります。パートナーとともにぜひ受けに行きましょう。

妊娠中の方は抗体の検査をしてもらいましょう。

もし抗体が不十分であれば、予防接種が受けられませんので、感染しないように人ごみを避ける必要があります。


●風疹のワクチンはいくらくらいするの?

費用は医療機関によって異なりますが、数千円~1万円程度のことが多いです。

自治体によっては、接種にかかる費用の一部、または全額を助成してもらえます。自治体のホームページなどでご確認ください。

妊娠を考えていないし…という方も、外出時に感染し、さらに妊娠中の方にうつしてしまう可能性があります。

赤ちゃんを守るため、また、風疹の感染の拡大を防ぐためにもぜひ予防接種を受けましょう。

ラルーンはNHKが実施しているストップ風疹プロジェクトに賛同しています。